ロシア「マリウポリ港の穀物輸出準備整う」、周辺の地雷撤去要求

Reuters

発行済 2022年06月07日 20:05

更新済 2022年06月07日 21:10

[ロンドン 7日 ロイター] - ロシアのショイグ国防相は7日、ロシア軍が制圧したウクライナのベルジャンスク港とマリウポリ港の地雷撤去作業が終了し、穀物輸出を再開する準備が整ったと述べた。しかしロシア大統領府は、輸出再開にはウクライナ側が港に続く沿岸地域の地雷を撤去する必要があると指摘した。

ウクライナ南部からの農産品輸出は、ロシアの侵攻後、妨害されており、穀物価格の上昇につながっている。輸出できず滞留している穀物は2000万トン以上。ゼレンスキー大統領は秋には7500万トンに達する可能性があるとしている。