Reuters
発行済 2022年06月30日 13:36
更新済 2022年06月30日 13:46
[メルボルン 30日 ロイター] - 豪エネルギー市場運営会社オーストラリア・エネルギー市場オペレーター(AEMO)は30日、送電網に関する長期計画を公表し、再生可能エネルギーへの移行を加速させるため約130億豪ドル(90億ドル)の設備投資が早期に必要との見方を示した。
同国は最近、複数の石炭火力発電所の一時停止や石炭・ガス価格の高騰を背景とした電力不足を乗り切ったばかり。
AEMOによると、短期的に必要な130億豪ドルは2050年までに発電、貯蔵、送電に必要な総投資額の7%に過ぎない。
同社の長期計画は輸送、暖房、産業工程などの電化によって50年までに年間電力消費量が2倍に増加し、30年までに石炭火力発電の6割が停止されるというシナリオに基づいている。
また、30年までに二酸化炭素(CO2)排出を05年比で43%削減するという労働党新政権の公約に沿った内容という。
が書いた: Reuters
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