米テキサス州で猛暑、計画停電は回避 天然ガス先物10%高

Reuters

発行済 2022年07月12日 00:23

更新済 2022年07月12日 09:01

[ヒューストン 11日 ロイター] - 米テキサス州で電力網を運営するテキサス電力信頼度協議会(ERCOT)は11日、各地で記録的な猛暑となる中、計画停電を実施する可能性もあるとして、住民に今年2度目となる節電を呼びかけた。

その後、暗号資産(仮想通貨)のマイニング(採掘)業者を含む大口需要家の節電などが奏功し、計画停電は回避した。

ライオット・ブロックチェーンとアルゴ・ブロックチェーンは、州の電力網安定のため電力消費を削減するとSNS(交流サイト)に投稿した。

ERCOTは、送電網に接続している仮想通貨採掘施設は約10カ所あり、今後4年でさらに増加が見込まれるとした。