原油先物続伸、米在庫減・ガソリン需要増が支援 リスク志向も改善

Reuters

発行済 2022年07月28日 10:27

更新済 2022年07月28日 12:28

[シンガポール 28日 ロイター] - アジア時間の原油先物は続伸し、1ドル以上値を上げている。米国の在庫減少やガソリン需要増加に支援されている。

0158GMT(日本時間午前10時58分)時点で、北海ブレント先物9月限は1.20ドル(1.1%)高の1バレル=107.82ドル。前日は2.22ドル上昇していた。

米WTI原油先物は1.44ドル(1.5%)高の98.70ドル。前日は2.28ドル高だった。

CMCマーケッツのアナリスト、ティナ・テン氏は「米企業決算を巡る楽観ムードが続いていることや、米連邦準備理事会(FRB)が利上げに対する積極姿勢を後退させたことからリスクセンチメントが回復し、原油市場を後押ししている」と指摘した。