OPEC、22年石油需要増予想を下方修正 IEAは上方修正

Reuters

発行済 2022年08月12日 01:06

[ロンドン 11日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は11日に発表した月報で、2022年の世界石油需要増加幅が日量310万バレル(3.2%)となり、前回予想から26万バレル減るとの見通しを示した。一方、国際エネルギー機関(IEA)は同日、増加幅が日量210万バレルになると予測し、前回予想から38万バレル上方修正した。

OPECが見通しを下方修正したのは4月以来で、3度目。ロシアのウクライナ侵攻による経済的影響や高インフレ、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)抑制措置などが理由とした。