ウクライナ全土にロシアのミサイル、2人死亡 キーウ州4割停電

Reuters

発行済 2022年12月05日 23:52

更新済 2022年12月06日 11:55

[キーウ(キエフ) 5日 ロイター] - ウクライナ各地で5日、ロシア軍による新たなミサイル攻撃があり、大規模な停電が発生している。南東部ザポロジエ州では住宅にミサイルが撃ち込まれ、少なくとも2人が死亡、子どもを含む3人が負傷したという。

ウクライナ各地で空襲警報が鳴り響き、首都キーウ(キエフ)では氷点下5度となる中、防寒着を身に着けた市民が防空壕として使用されている地下鉄構内に避難した。

北部キーウ州のクレバ知事によると、攻撃によって同州の40%で電力がストップしている。

南部オデーサ州では電力が失われたため断水しているほか、ミコライウ市周辺では火災発生の恐れから停電が実施されているという。