キーストーン原油流出の処理にあと数週間かかる見通し=地元当局

Reuters

発行済 2022年12月14日 09:32

[13日 ロイター] - 米カンザス州で発生した「キーストーン」原油パイプラインの流出事故について、地元当局は13日、運営会社であるカナダのTCエナジーとの最近の会合で、汚染処理に少なくともあと数週間かかるとの見通しが示されたと明らかにした。

この事故では、1万4000バレルの原油が同州ワシントン郡の小川に流出しているのが7日に見つかり、稼働が停止された。郡当局はTCエナジーと12日に会合を開いた。

米運輸省のパイプライン・危険物安全管理局はTCエナジーは稼働再開の計画をまだ提出していないと明らかにした。同省によると、規制当局が承認するまでは、パイプラインの事故に関係がある部分は稼働を再開できない。