サウジとロシアの減産延長、原油は来年107ドルのリスクも=ゴールドマン

Reuters

発行済 2023年09月07日 09:37

[6日 ロイター] - サウジアラビアとロシアが現行の自主的な原油供給制限を年末まで延長するとの報道について、ゴールドマン・サックスのコモディティー調査部門は、原油相場見通しの上振れリスクになると指摘し、北海ブレント先物が来年に1バレル=107ドルまで高騰する可能性もあるとの見方を示した。

報道では、サウジは日量100万バレルの自主減産を、ロシアは日量30万バレルの原油輸出制限を12月末まで3カ月間延長する。これを受け、原油価格は急上昇。北海ブレント先物は1バレル=90ドルを突破した。