原油先物は上昇、ロシアの燃料輸出一時禁止で供給不安強まる

Reuters

発行済 2023年09月22日 11:34

Yuka Obayashi

[東京 22日 ロイター] - 22日アジア時間の原油先物は上昇。ロシアによる燃料輸出の一時禁止を受けて世界的な供給逼迫への懸念が強まり、米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げによる需要の下押しを不安視する見方を上回った。

北海ブレント先物は0103GMT(日本時間午前10時03分)時点で0.21ドル高の1バレル=93.51ドル。米WTI先物0.23ドル高の89.86ドル。

週間では4週間ぶりの下落となる見込み。

フジトミ証券のアナリスト、田澤利貴氏は、供給不安と需要鈍化懸念の綱引きの中、不安定な相場展開が続いていると指摘。