原油先物は上昇、米の制裁やOPEC在庫見通し受け供給懸念

Reuters

発行済 2023年10月13日 10:53

Katya Golubkova

[東京 13日 ロイター] - アジア時間の原油先物は上昇。米国がロシア産原油輸出を巡り制裁を科し、供給懸念が一段と高まった。石油輸出国機構(OPEC)が第4・四半期の世界原油在庫減少を予想したことも支援材料となった。

0052GMT(日本時間午前9時52分)時点で北海ブレント先物は0.36ドル(0.4%)高の1バレル=86.36ドル、米WTI先物は0.53ドル(0.6%)高の83.44ドル。

米国は12日、主要7カ国(G7)が設けた価格上限を超えるロシア産原油を輸送していたタンカーの船主に制裁を科した。価格上限措置を巡る初の制裁となる。