Reuters
発行済 2023年12月07日 09:00
更新済 2023年12月07日 09:10
Sabrina Valle
[ヒューストン 6日 ロイター] - 米石油大手エクソンモービルは6日、年間の事業投資予定額を2027年まで220億─270億ドルとすることを目指すと明らかにした。
特にリチウム生産や低炭素事業への投資は27年までに18%増やす方針。ただこれらのエネルギー移行関連事業の黒字化は27年以降になり、収益性を確保できるかどうかは規制策定やインフラ整備などの政策対応に左右される部分もあるとしている。
ダレン・ウッズ最高経営責任者(CEO)は「われわれは技術に中立的で持続可能な政策支援や、透明な炭素取引価格設定と会計処理、そして最終的に顧客がこれらの分野への投資拡大を応援すると約束してもらうことが必要だ」と語った。
またエクソンは27年までに、経費圧縮やガイアナと米シェール層からの石油増産、精製・石油化学事業の収益などを通じて、利益とキャッシュフローを140億ドル上積みできると想定している。
LSEGによると、今年の利益は372億ドルとなる見込み。
来年の生産量は石油換算で日量380万バレルと、今年の370万バレルを上回ると予想した。
自社株買いの規模は現在の175億ドルを、パイオニア・ナチュラル・リソーシズの統合完了後は25年まで年間200億ドルに引き上げる。
が書いた: Reuters
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