原油先物は下落、米利下げ開始後ずれの観測で

Reuters

発行済 2024年02月28日 12:08

更新済 2024年02月28日 12:18

[北京 28日 ロイター] - 原油先物価格は28日のアジア市場序盤の取引で下落している。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が自主減産を延長するとの見方が相場を支える一方、米利下げ開始時期が後ずれするとの観測が圧迫材料となっている。

0110GMT(日本時間午前10時10分)時点で北海ブレント先物は0.38ドル(0.45%)安の1バレル=83.27ドル。米WTI先物は0.35ドル(0.44%)安の78.52ドル。

米国の利下げ開始が遅れるとの見方が引き続きセンチメントに影響している。