40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ベネズエラ石油輸出が4年ぶり高水準、米制裁緩和期限前に駆け込み購入か

発行済 2024-04-02 13:17
更新済 2024-04-02 13:18
© Reuters.  ベネズエラの3月の石油輸出が2020年初め以来約4年ぶりの高水準に達したことが、国営石油会社PDVSAの文書や船舶データから明らかになった。写真はPDVSAののロゴ。カ

Marianna Parraga Mircely Guanipa

[ヒューストン 1日 ロイター] - ベネズエラの3月の石油輸出が2020年初め以来約4年ぶりの高水準に達したことが、国営石油会社PDVSAの文書や船舶データから明らかになった。

米国が対ベネズエラ制裁緩和措置として発行した石油取引ライセンスが18日に期限を迎えるのを前に、顧客が駆け込みで購入手続きを行った公算が大きい。

米政府は、年内に予定されているベネズエラ大統領選で野党候補が出馬できないのではないかとの見方が広がる中で、公正な選挙を条件に認めたライセンスを延長しない可能性を示唆している。

LSEGの船舶データからは、2月以降はベネズエラの取引相手やタンカー所有者らがライセンス打ち切りの事態に備え、石油を確保しようとしている様子が分かる。

またPDVSAの文書によると、3月にベネズエラの港を出港したタンカーは52隻に上り、平均で日量88万4935バレルの原油・石油製品を運搬したという。

PDVSAはこれまで制裁に加えて、頻繁に起きる停電などの問題によって輸出量を日量80万バレル超に拡大することに苦戦していたが、需要増や販売価格の上昇などを追い風に3月は32%も増やすことができた。

同社の文書では、2月の原油・石油製品輸出は67万1138バレルだった。

米政府から個別にベネズエラ産原油輸出のライセンスを取得し、PDVSAと複数の合弁事業を展開しているシェブロンの3月の米国向け原油輸出は日量約17万8000バレルで、2月とほとんど変わっていない。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます