ベネズエラ国営石油、仮想通貨での決済拡大 米制裁再開で

Reuters

発行済 2024年04月23日 11:27

Marianna Parraga

[ヒューストン/カラカス 22日 ロイター] - ベネズエラ国営石油会社PDVSAは、米国による制裁が再開したのに伴い、原油と燃料の輸出決済において暗号資産(仮想通貨)の利用を増やす計画だ。計画に詳しい消息筋3人が明らかにした。

米財務省は先週、ベネズエラが選挙改革を実行していないとして、制裁緩和措置として米国との原油取引などを認めていた「一般ライセンス」を更新しないと表明、PDVSAの顧客と供給先に対して5月31日までに一般ライセンスに基づく取引を終了するよう求めた。