JPモルガンが新規住宅ローンの基準引き上げ、コロナ関連リスクに対処

Reuters

発行済 2020年04月13日 07:44

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米大手銀行JPモルガン・チェース (N:JPM)は、大半の新規住宅ローン契約について融資基準を引き上げる。新型コロナウイルスによる経済的な混乱が同行の貸出債権にもたらすリスクを抑える狙いだ。

14日以降、新規の住宅ローンを申請するには最低700のクレジットスコアと、物件価格の20%の頭金が必要になる。JPモルガンは現在の融資基準を明らかにしていないが、米抵当銀行協会(MBA)のデータに基づくと、住宅市場で平均的に求められる頭金は約10%だ。