訂正:米、追加コロナ対策は経済後押し 深刻な不況に注意を=前CEA委員長

Reuters

発行済 2020年04月29日 01:43

更新済 2020年04月29日 12:45

[ワシントン 28日 ロイター] - 米ホワイトハウス顧問で経済諮問委員会(CEA)の前委員長(訂正)、ケビン・ハセット氏28日、新型コロナウイルス対策第4弾が2020年下期の経済成長を後押しするものの、経済は一時的に深刻なマイナス成長に陥ると警告した。

ハセット氏は「非常に強力な第4弾の刺激策があれば、年内に極めて高水準の成長が示されるだろう」と語った。

同時に、4ー6月期は失業率が16—20%に悪化し、国内総生産(GDP)は年率で3ー4割縮小する恐れがあるとも指摘。「これは(1930年代の)世界恐慌以降で最大のショックとなる見通しで、われわれはこのことを深刻に捉える必要がある」と述べた。