英銀ロイズ、第1四半期は大幅減益 新型コロナで貸倒引当金14億ポンド

Reuters

発行済 2020年04月30日 18:50

[ロンドン 30日 ロイター] - 英金融大手ロイズ・バンキング・グループ (L:LLOY)が発表した第1・四半期決算は、税引き前利益が7400万ポンドとなり、前年同期の16億ポンドから大幅に減少した。新型コロナウイルスの感染拡大による影響に備え、14億ポンド(17億5000万ドル)に上る貸倒引当金を計上したことが響いた。

ロイズ・バンキングがまとめたアナリストの予想平均(8億6300万ポンド)も大きく下回った。

ロイズ・バンキングは英国内では住宅融資で最大手で、法人金融分野でも有数の銀行。