独BMW、新型コロナで需要減少を予想 第1四半期利益は増加

Reuters

発行済 2020年05月06日 18:26

[フランクフルト 6日 ロイター] - ドイツの高級車メーカー、BMW (DE:BMWG)が発表した第1・四半期決算は、利払い・税引き前利益(EBIT)が巨額の引当金を計上した前年同期から133%増加した。BMWは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で需要と利益が減少する可能性があるとみている。

第1・四半期のEBITは13億8000万ユーロ(15億ドル)。前年同期は、14億ユーロの引当金を計上し、5億8900万ユーロだった。

自動車部門のEBIT利益率は1.3%。前年同期はマイナス1.6%だった。

BMWは5日、自動車部門の今年のEBIT利益率予想を2─4%から0─3%に引き下げた。