Reuters
発行済 2020年05月15日 09:44
[14日 ロイター] - 英オックスフォード大学が開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンが、6匹のサルを対象にした試験で有効性を示し、これを受けて臨床試験が先月末から始まっている。
米英の研究者らが査読前論文の掲載サイト「bioRxiv」で発表した初期の試験結果によると、ワクチンを1度接種したサルの一部が14日以内にウイルス抗体を産生したほか、全てのサルが28日以内に感染防御抗体を産生した。
接種後、ワクチンは肺でのウイルス増殖を抑え、肺炎を防いだという。ただ、鼻でのウイルス増殖は続いた。
この試験結果については、他の研究者による厳密な検証はまだ行われていない。
英製薬大手アストラゼネカ (L:AZN)は先月、同大研究チームとの協力を表明している。
が書いた: Reuters
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