米経済、すでに底入れの公算 回復はコロナ検査次第=連銀総裁

Reuters

発行済 2020年05月29日 05:33

更新済 2020年05月29日 05:54

[サンフランシスコ 28日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は28日、米経済は底入れした公算が大きいとの認識を示しながらも、経済が健全に回復するかは、新型コロナウイルス感染拡大前と同じように人々が安心して旅行や外食に出掛けられるよう、大規模な新型ウイルス検査を実施できるかにかかっていると述べた。

カプラン総裁はロイターの電話インタビューに対し、「経済成長を加速させ、失業率を引き下げるために、新型ウイルス検査と感染経路の調査を大幅に増強する必要がある」と述べた。