ドイツ西部の郡で再びロックダウン、食肉工場の集団感染受け

Reuters

発行済 2020年06月23日 20:11

更新済 2020年06月24日 02:54

[ベルリン 23日 ロイター] - ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州のラシェット首相は、食肉工場で新型コロナウイルスの集団感染が確認されたギュータースロー郡と隣接するヴァーレンドルフ郡について、ロックダウン(都市封鎖)を再導入すると発表した。封鎖は30日まで続く。

ギュータースロー郡の人口は約36万人。ドイツ国内で再びロックダウンが導入されるのはこれが初めてとなる。

ラシェット州首相は2郡のバーや博物館、ギャラリー、映画館、スポーツ施設、ジム、プールなどが閉鎖され、ピクニックやバーベキューは禁止されると説明した。

記者会見で「これは予防的な措置だ」とし「できるだけ早く解除したい」と述べた。