豪カンタス航空、コロナ危機対応で6000人削減・13億ドル調達へ

Reuters

発行済 2020年06月25日 10:28

[シドニー 25日 ロイター] - オーストラリアのカンタス航空 (AX:QAN)は25日、新型コロナウイルス危機への対応の一環で、全従業員の少なくとも20%に相当する6000人を削減し、最大19億豪ドル(13億米ドル)を調達する計画を発表した。

また、航空機100機を最長12カ月駐機させ、一部の機体はさらに長期間駐機させるほか、ボーイング747型機の退役を半年早め、すぐに引退させると発表した。

ジョイス最高経営責任者(CEO)は声明で、3カ年計画の詳細を発表。実施コストは10億豪ドルという。

CEOは「当社は今後、売り上げが激減する数年間に備える必要がある」とし、「短期的に規模をかなり縮小することになる」と説明した。