メキシコ、新型コロナ流行は来年4月まで続く可能性=保健次官

Reuters

発行済 2020年07月07日 12:29

更新済 2020年07月07日 13:00

[メキシコ市 6日 ロイター] - メキシコ保健省のロペス・ガテル次官は6日、同国の新型コロナウイルス感染は来年4月まで続く可能性があるとともに、今年10月から冬のインフルエンザシーズンにかけて感染が増加するとの見通しを示した。

同次官はこれまでにも危機のピーク時期予想を先送りし、死者と感染者数は報告より多い公算が大きいと発言している。

同国でこれまでに確認された感染者は26万1750人、死者は3万1119人で、ロイターの算出では世界で5番目の死者数となっている。

同次官はラジオ・フォルムラとのインタビューで、新型コロナ感染者数は冬まで高水準が続き、流行が春まで続く可能性があると警告。「10月にインフルエンザシーズンが始まる。また、秋から冬にかけてCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)も平行して流行する可能性を示す合理的な予想もある」と述べた。