EU首脳会議、コロナ復興基金巡り難航か 各国が「真逆の意見」

Reuters

発行済 2020年07月18日 05:35

更新済 2020年07月18日 05:54

[プラハ/ブリュッセル/マドリード 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)首脳は17日、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ経済の立て直しに向け、欧州委員会が提案した7500億ユーロの復興基金案を巡って協議した。ただ話し合いは難航しているもようで、合意がまとまるかどうかは不透明な情勢だ。

チェコのバビシュ首相は、復興基金の規模を巡って各国が「真逆の意見」を主張しているとした上で、「きょう中に一定の合意が得られるか様子を見守るが、合意は難しいと思う。これまでのところ、まとまる気配が感じられず、むしろその逆の雰囲気だ」と語った。

今回の協議は5カ月ぶりとなる対面形式で行われている。