中国カンシノのコロナワクチン、中期治験で効果確認=ランセット論文

Reuters

発行済 2020年07月21日 01:47

[20日 ロイター] - 中国カンシノ・バイオロジクス(康希諾生物) (HK:6185)と人民解放軍の軍事科学院が共同開発している新型コロナウイルスのワクチンについて、研究者は医学誌ランセットに掲載された論文で、中期治験で安全性と免疫効果が確認されたと発表した。

カンシノが共同開発しているワクチン候補「Ad5─nCOV」は、アデノウイルスをベクター(遺伝子の運び手)として利用するもので、大規模な後期治験はまだ開始されていないものの、人民解放軍内での使用が承認されている。