米国の新型コロナ死者、2日連続で1100人超増加 5月下旬以来

Reuters

発行済 2020年07月23日 12:41

更新済 2020年07月23日 14:27

[22日 ロイター] - ロイターの集計によると、新型コロナウイルス感染症による米国の死者は22日、前日に続いて1100人以上増加した。アラバマ、カリフォルニア、ネバダ、テキサスの各州で過去最多の増加となった。

1日当たりの死者数が2日連続で1100人以上となるのは5月下旬以来。過去2週間の死者数をそれまでの2週間と比較した分析では、23州で増加が見られる。

米国の死者は21日に1141人、22日に1101人、それぞれ増加し、計14万3000人を超えた。感染者数は400万人に迫っている。22日に報告した死者が多かった州はテキサス(197人)、カリフォルニア(159人)、フロリダ(140人)、オハイオ(106人)など。

メキシコとの国境に近いテキサス州南部イダルゴ郡では、1週間で死者が2倍に急増し、冷蔵トラックに遺体を安置する事態となっている。