仏LVMH、第2四半期はコロナ禍で痛手 6月は特に中国で回復

Reuters

発行済 2020年07月28日 03:58

[パリ/ミラノ  27日 ロイター] - 高級ブランド世界最大手の仏LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン) (PA:LVMH)は27日、第2・四半期決算は新型コロナウイルス感染拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)などの措置で影響を受けたものの、6月は販売の勢いが上向き、特に中国で目覚ましく回復したとした。

4─6月期の売上高(為替相場と企業買収などの影響を除く)は78億ユーロ(92億ドル)と、38%減少。ただUBSは39%減を予想しており、一部アナリストの見通しほど悪化しなかった。

アジア地域の既存店売上高は13%減と、前四半期の32%減から改善。日本以外で販売の勢いが回復した。