印マルチ・スズキ、4─6月は上場来初の最終赤字 コロナが打撃

Reuters

発行済 2020年07月29日 19:26

[ベンガルール 29日 ロイター] - スズキ (T:7269)傘下のインド大手自動車メーカー、マルチ・スズキ・インディア (NS:MRTI)の4─6月決算は、四半期としては2003年の上場以来、初の最終赤字となった。新型コロナウイルス流行を受けて実施されたロックダウン(都市封鎖)で供給網が途絶し、販売が落ち込んだ。

4─6月の純損益は24億9000万ルピー(3330万ドル)の赤字。前年同期は143億6000万ルピーの黒字だった。

リフィニティブが集計したアナリストの平均予想は29億6000万ルピーの赤字だった。