米コロナ感染、南部から中西部にシフト 夏の旅行で=対策顧問

Reuters

発行済 2020年07月31日 01:50

更新済 2020年07月31日 04:36

[ワシントン 30日 ロイター] - 米ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策顧問を務めるデボラ・バークス氏は30日、南部の感染者急増に落ち着く兆しが見られる一方、夏の行楽シーズンを迎え、中西部で感染が拡大しているようだと述べた。

FOXニュースのインタビューで、新型コロナ流行は休暇などの旅行で南部からケンタッキー州、テネシー州、オハイオ州、ミズーリ州、カンザス州、ネブラスカ州に「移動している」とした。

フロリダ州では、過去24時間で確認された新型コロナウイルス感染症による死者が252人となり、3日連続で過去最悪のペースを更新した。累計では6709人になった。

アリゾナ州でも一日当たりの死者が172人と最多を更新した。累計では3626人。ただフロリダ、アリゾナ両州とも、新規感染者の伸びは最近鈍化している。