Reuters
発行済 2020年08月03日 11:54
[ブリュッセル 31日 ロイター] - 仏製薬大手サノフィ (PA:SASY)と英グラクソ・スミスクライン (L:GSK)は31日、共同開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、欧州連合(EU)に最大3億回分供給する方向で協議が進展していると明らかにした。
EUの欧州委員会は20億ユーロ(24億ドル)超の緊急資金を確保しており、域内の4億5000万人の市民のために製薬会社最大6社とワクチン調達に向けた合意を結びたい考え。
欧州委は、サノフィとはワクチン購入に向け事前合意を取り付ける目的で協議していると説明。
「想定されるサノフィとの契約は、全加盟国にワクチン購入の選択肢を提供することになる」とした。
「ワクチンの安全性と新型コロナ感染症への有効性が証明され次第、欧州委は全加盟国を代表して3億回分を購入する契約の枠組みをつくる」とした。
欧州委の報道官は、契約締結が発表される時期やワクチン価格の見通しにはコメントできないとした。
サノフィは2つのワクチン候補の研究を進めており、そのうちの1つについてグラクソと共同開発を行っている。
両社は共同開発のワクチンはフランス、ベルギー、ドイツ、イタリアを含む欧州の国々で製造する方針だとした。
サノフィは年内の治験開始を見込んでいる。
新型コロナワクチンを巡るEUと個別の製薬会社との交渉は最近、賠償費用や支払い方法などを巡って折り合いがつかず、難航していた。
が書いた: Reuters
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。