マリオット、予想超える四半期赤字 コロナ禍で客室売上高が大幅減

Reuters

発行済 2020年08月11日 00:36

[10日 ロイター] - 米ホテルチェーン大手マリオット・インターナショナル (O:MAR)が10日発表した第2・四半期決算は、赤字が予想以上に膨らんだ。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴う旅行需要減が響き、客室当たりの売上高は大きく落ち込んだ。

調整後の1株当り損失は0.64ドル。リフィニティブのまとめたアナリスト予想は0.42ドルの赤字だった。

販売可能客室1室当たりの売上高(RevPAR)は前年同期比84.4%減。

総売上高も72.4%減の14億6000万ドルで、予想の16億8000万ドルを下回った。