J&J、来年コロナワクチン10億回分生産可能に 感染試験検討も

Reuters

発行済 2020年08月12日 02:07

[ブリュッセル 11日 ロイター] - 米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) (N:JNJ)の幹部は、2021年に新型コロナウイルスワクチン候補10億回分の生産が可能との見通しを示した。

J&Jはサルを使った実験で免疫効果が1回の接種で確認されたことを受け、7月に米国とベルギーで安全性を検証する初期の臨床試験を開始。大規模な第3相臨床試験は10月初旬までに開始し、年末から来年半ばにかけてワクチンの効果についての結果を入手したい考え。