コロナ感染、東南アジアと地中海東部除き拡大ペース鈍化=WHO

Reuters

発行済 2020年08月25日 20:04

[ジュネーブ 25日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は24日夜、新型コロナウイルス感染に関する最新の状況を公表した。感染の拡大はなお続いているが、東南アジアと地中海東部地域を除いて新規感染者と死者の増加ペースは鈍化していることが明らかになった。

23日までの1週間に新たに報告された全世界の感染者は170万人強で前週比4%減少した。死者は3万9000人で12%減った。

米州が依然として最悪の状況で、新規感染者の半分、死者の62%を占めた。

東南アジアでは感染者が急増し、新規感染者は全体の28%、死者は15%となった。引き続きインドが大半を占めたが、ネパールで感染が急速に拡大していると指摘した。

地中海東部地域では新規感染者が4%増えたが、死者の数は過去6週間で一貫して減少している。レバノン、チュニジア、ヨルダンで感染が最も増えた。