米J&J、チリやペルーなどでもコロナワクチン治験実施

Reuters

発行済 2020年08月27日 03:57

更新済 2020年08月27日 06:45

[サンティアゴ/リマ 26日 ロイター] - 米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) (N:JNJ)は26日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、第3相臨床試験(治験)を実施する国に南米のチリとペルー、アルゼンチンを加えたと明らかにした。

治験は、J&J傘下のヤンセンが6万人のボランティアを対象にブラジル、チリ、コロンビア、ペルー、アルゼンチン、メキシコで実施する予定。中南米では新型ウイルス感染が拡大しており、ワクチンを開発する製薬会社の治験実施が相次いでいる。