ロシア、新型コロナワクチン1億本をインドに供給 治験もインドで

Reuters

発行済 2020年09月17日 14:00

更新済 2020年09月17日 14:36

[モスクワ 16日 ロイター] - ロシアの政府系ファンド、ロシア直接投資基金(RDIF)は16日、同国が開発した新型コロナウイルスのワクチン候補「スプートニクV」1億本をインドの製薬大手ドクター・レディーズ (NS:REDY)に供給すると発表した。ロシア政府は外国へのワクチン供給計画を加速させている。

これに先立ちRDIFは、「スプートニクV」3億本をインドで生産することで複数のインド医薬品製造会社と合意したと発表していた。

「スプートニクV」の外国への提供数は2億本超となった。このうち半分は南米とインドが占める。RDIFに寄せられた提供希望本数は計10億本に上るという。

インド当局の認可が得られれば、年内に供給を開始する。