原油先物は続落、新型コロナ拡大で需要懸念高まる

Reuters

発行済 2020年09月30日 11:11

[東京 30日 ロイター] - アジア時間の原油先物は続落。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、燃料需要を巡る懸念が高まっている。

0048GMT(日本時間午前9時48分)時点で、北海ブレント先物 (LCOc1)は0.23ドル(0.6%)安の1バレル=41.03ドル。米WTI原油先物 (CLc1)は0.26ドル(0.7%)安の39.29ドル。

前日の米国時間取引ではいずれも3%超下落した。

みずほ(ニューヨーク)のエネルギー先物ディレクター、ボブ・ヨーガー氏は、新型コロナ感染者の増加や世界的な原油供給の増加を考慮すると、原油価格の下げ幅は「特大」に拡大する可能性があると警告した。