訂正:米中西部での新型コロナ陽性率、上昇傾向に=調査

Reuters

発行済 2020年09月30日 09:43

更新済 2020年09月30日 13:09

[27日 ロイター] - 米国中西部の複数の州で、新型コロナウイルス検査の陽性率が上昇していることが、ロイターの分析で明らかになった。同地域では感染者数と入院患者数も急増している。

検査状況をまとめた「COVIDトラッキング・プロジェクト」のデータによると、サウスダコタ州の陽性率は先週の17%から26%に上昇。一方、ノースダコタ州の陽性率は平均6%(訂正)となっている。

ミネソタ州とモンタナ州の陽性率は平均7%だが、27日のモンタナ州の陽性率は20%に上昇している。

世界保健機関(WHO)は、5%以上が懸念される水準としている。

一方、ニューヨーク州、マサチューセッツ州、バーモント州、メイン州の陽性率は1%未満にとどまっている。

また、中西部では新たな感染者数や入院患者数も、大幅に増加している。