ノキア、コロナ対策で新システム開発 体温とマスク着用を検知

Reuters

発行済 2020年10月16日 10:54

[ストックホルム 15日 ロイター] - フィンランドの通信機器メーカー、ノキア (HE:NOKIA)は、従業員の職務復帰に際した保護策の一環として、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の症状とマスク着用の有無を温度検知カメラとリアルタイムビデオ分析によって判断する自動システムを開発した。

このシステムは、インドのチェンナイにある同社工場で2カ月にわたり使用されており、施設内で20万人以上のスクリーニングを行なっている。

機器の担当者はロイターに、システムが対象人物の発熱やマスク不使用を検知するとオペレーションセンターに警報が届くと説明した。