新型コロナ退院患者、数カ月にわたり症状継続も=英研究

Reuters

発行済 2020年10月20日 00:30

[ロンドン 19日 ロイター] - 英オックスフォード大学の研究者らが実施した小規模な研究によると、新型コロナウイルスに感染した患者の半分以上で、数カ月間にわたり息切れや疲れ、不安、うつなどの症状が続くことが分かった。

研究では入院患者58人の長期的な影響を観察した。一部の患者は感染後、複数の臓器に異常が見られた。数カ月におよび炎症が続き問題が生じた人もいた。

研究は専門家による相互評価をまだ受けておらず、評価前の論文を公開するインターネットサイト「medRxiv」に掲載された。