米原油先物は下落、コロナ感染拡大や米大統領選巡り警戒ムード

Reuters

発行済 2020年11月06日 11:21

更新済 2020年11月06日 11:36

[東京 6日 ロイター] - 米原油先物価格は6日、1%近く下落している。欧州で新たにロックダウン(都市封鎖)が再導入され、今後の原油需要が不透明となっているほか、米大統領選の結果判明が遅れていることから警戒ムードが広がっている。

0040GMT(日本時間午前9時40分)時点で、米WTI先物 (CLc1)は0.32ドル(0.8%)安の1バレル=38.47ドル。

北海ブレント先物は取引が開始されていない。前日は0.7%下落している。週間ベースでは、両先物は4週間ぶりの上げとなる見通し。

イタリアでは5日、新型コロナウイルスの1日当たり感染者が過去最多を記録。米国でも先週1日当たり感染者が10万人を突破した。