[北京 9日 ロイター] - 臨床試験登録データによると、北京万泰生物薬業 (SS:603392)は鼻腔スプレー式の新型コロナウイルスワクチンの第2相臨床試験(治験)を11月中旬から開始する計画。
ワクチンを腕に注射する代わりに、スプレー式のワクチンは呼吸器系ウイルスの自然な感染を再現することで気道における特定の免疫反応を引き出すことが可能という。
720人を対象に11月17日から江蘇省の疾病管理予防センターで実施される。2週間または3週間の間隔でワクチンを投与し、安全性と免疫反応を引き出す能力をテストする。
北京万泰生物薬業はロイターのコメント要請に応じていない。