原油先物は下落、新型コロナ流行で 週間では大幅高

Reuters

発行済 2020年11月13日 11:13

更新済 2020年11月13日 11:36

[東京 13日 ロイター] - アジア時間の原油先物相場は下落。新型コロナウイルスの流行で世界経済や目先の燃料需要に対する懸念が強まっている。ただ、週間ベースではワクチン開発への期待から2週連続の上昇となる見通し。0118GMT(日本時間午前10時18分)現在、米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物 (CLc1)は0.40ドル(1.0%)安の1バレル=40.72ドル。前日は0.8%下落していた。

北海ブレント先物 (LCOc1)は0.36ドル(0.8%)安の43.17ドル。前日は0.6%下落していた。

週間ではともに10%前後値上がりしている。

米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計も、圧迫材料となっている。原油在庫は430万バレル増と、市場予想の91万3000バレル減に反して増加した。