カナダ、来年末までに国民の大半に新型コロナワクチン接種の可能性

Reuters

発行済 2020年11月18日 15:03

[オタワ 17日 ロイター] - カナダのハワード・ンジョー公衆衛生副局長は17日、同国は新型コロナウイルスのワクチン購入で複数の契約に調印しており、来年末までには国民の大半に提供できるようになるとの見通しを示した。記者団に明らかにした。

カナダ政府がワクチン供給の日程に言及するのは、先週の米ファイザー (N:PFE)と16日のモデルナ (O:MRNA)による治験での感染予防効果発表以降初めてとなる。

カナダはこれらのワクチン数百万回分を購入する協定に調印しており、トルドー首相は来年第1・四半期にも、高リスクおよび影響を受けやすい人に接種するワクチンが到着しはじめる可能性があると発言している。国連のデータによると、カナダの人口は約3770万人。