原油先物は堅調、コロナワクチン期待やイラク油井攻撃への懸念で

Reuters

発行済 2020年12月10日 13:04

[メルボルン 10日 ロイター] - アジア時間の原油先物はしっかり。英国で新型コロナウイルスワクチンの接種が始まったことや米国でワクチンの承認が間近となったこと受けて、原油需要が回復するとの期待が強まった。

0200GMT(日本時間午前11時)現在、米WTI先物は0.23ドル(0.5%)高の1バレル=45.75ドル。北海ブレント先物は0.21ドル(0.4%)高の49.07ドル。

アクシの首席市場ストラテジスト、スティーブン・イネス氏はリポートで「ワクチンに対する楽観的な見方が優勢で大幅な下落を抑制している」と分析した。