米航空業界団体、コロナ検査プログラムの導入支持=書簡

Reuters

発行済 2021年01月05日 06:23

更新済 2021年01月05日 09:45

[ワシントン 4日 ロイター] - 米主要航空会社を代表する業界団体、エアラインズ・フォー・アメリカ(A4A)が、米国に到着する大半の国際便の乗客に対し、新型コロナウイルス検査での陰性証明を義務付けるプログラムの導入を支持していることが分かった。ロイターがペンス副大統領宛ての書簡を入手した。

書簡で、コロナ検査プログラムの導入とともに欧州や英国、ブラジルからの渡航者に対する現行の入国規制を撤廃すべきと指摘。「米国への渡航者に対する検査の拡大に焦点を当てた計画的なプログラムは、現在実施されている包括的な渡航規制よりもはるかに効果的な方法で目的を推進するだろう」とした。

その上で、航空会社は米国への渡航者に検査実施を義務付ける世界的なプログラム実施に向けた米疾病対策センター(CDC)の提案を支持するとした。