緊急事態宣言の延長要請へ、東京は5月末まで 7日にも政府決定

Reuters

発行済 2021年05月06日 14:35

更新済 2021年05月06日 17:19

[東京 6日 ロイター] - 東京都と大阪府は6日、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないことから、緊急事態宣言の延長を政府に要請することをそれぞれ決めた。東京は5月末までの延長を求める方針で、政府は7日にも新たな期限や措置内容を決定する見通しだ。

埼玉県、神奈川県、千葉県は、まん延防止等重点措置を5月末まで延長するよう政府に要請する。

東京都の小池百合子知事は6日午後、都内の感染状況を評価するモニタリング会議後に会見し、「現在の措置を緩める状況にはないと考えている」と語った。一方、大阪府の吉村洋文知事は、延長の期間は国との協議で決定するとしつつ、「短い期間で(感染を)抑え込むのは難しい」と述べた。