独キュアバックと英GSKの変異ウイルスワクチン、動物実験で好結果

Reuters

発行済 2021年05月14日 10:05

[ロンドン 13日 ロイター] - ドイツのバイオ医薬品企業・キュアバックと英製薬大手、グラクソ・スミスクライン(GSK)は13日、両社が共同開発している新型コロナウイルスの変異ウイルスに有効な次世代ワクチンが、動物実験で高水準の免疫反応を引き起こしたと発表した。

このワクチン「CV2CoV」は、米製薬大手ファイザーと独ビオンテックのワクチンや、米モデルナのワクチンと同様に「メッセンジャーRNA(mRNA)」技術を活用している。臨床試験(治験)は7─9月期に始まる見込み。

発表によると、ワクチンを投与されたラットは迅速に強い免疫反応を示し、血清は「デンマーク型や英国型、南アフリカ型の変異ウイルスに対する著しい交差中和」を示したという。

治験はまだ始まっていないものの、今回の実験結果はGSKにとって大きな好材料となる。仏サノフィとのワクチン共同開発には遅れが生じ、中国の三葉草生物製薬(クローバー・バイオファーマシューティカルズ)との提携は打ち切られた。

キュアバックの初のコロナワクチンは、既に後期治験段階に入っている。

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存