独、新型コロナのリスク水準を「高い」に引き下げ 感染減少受け

Reuters

発行済 2021年06月01日 19:33

更新済 2021年06月01日 20:18

[ベルリン 1日 ロイター] - ドイツのシュパーン保健相は1日、国立感染症研究機関であるロベルト・コッホ研究所(RKI)が国内の新型コロナウイルスのリスクレベルを「非常に高い」から「高い」に引き下げたことを明らかにした。引き下げは今年になって初めて。新規感染者数の減少を反映した。

昨年12月半ば以降、リスクレベルは「非常に高い」としていた。

同国は迅速なワクチン接種、検査の拡大、全国的な外出規制の導入により感染第3波を抑制した。RKIがまとめた7日間の感染率は10万人あたり35.2人と、6週間前の4分の1以下に減少した。