台湾外交部長、日本によるコロナワクチン提供検討に謝意

Reuters

発行済 2021年06月03日 16:24

更新済 2021年06月03日 17:36

[東京 3日 ロイター] - 台湾のジョセフ・ウー外交部長(外相)は3日、日本が新型コロナウイルスワクチンの台湾への提供を検討していることについて、謝意を示した。また、世界保健機関(WHO)から台湾を排除するのは台湾市民に対してフェアではないとの認識を改めて示した。

記者団に述べた。日本政府が台湾向けにワクチン供給を検討していると茂木敏充外相が述べたことに言及したが、日本との交渉状況を巡る質問には発言を控えた。

台湾はこれまでに米モデルナと英アストラゼネカ製のワクチンしか確保しておらず、独ビオンテックとの交渉を中国が妨害していると非難している。