訂正-トランプ前米政権、コロナ起源の委託調査結果に懸念=国務長官

Reuters

発行済 2021年06月09日 06:00

更新済 2021年06月09日 16:27

(英文の訂正により、国務長官が言及した調査報告が米政府の研究機関ではなく委託先のものだったとの関係筋の指摘を受け、記事を再作成しました)

[ワシントン 8日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は8日、国務省がトランプ前政権時代に着手した新型コロナウイルスの起源に関する調査に関し、その方法論について前政権が「真に懸念を抱いていた」と述べ、内容に懐疑的な立場を表明した。

上院の委員会の公聴会で、国務省が1月に調査を打ち切ったと伝えた米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道について質問した共和党のマイク・ブラウン議員に答えた。

ブリンケン氏は「報道は見た。多くのレベルにおいて間違っている」と回答。ただ、両氏がどの記事に言及したかは分かっていない。

さらに、自身が理解する限りでは、トランプ政権はコロナの起源に関して委託調査を実施し、それは研究所からウイルスが流出したかどうかに焦点を当てるものだったとした。

また、「調査は完了し、国務省の関係者に説明があった。われわれも就任の際に調査結果について知らされた」とした上で、「トランプ政権は調査の方法論や分析の質、先入観に合致させるための証拠の歪曲について真に懸念を抱いていた。この懸念はわれわれにも共有された」と語った。

調査は一つの事務所と数人の個人によるもので、バイデン大統領が指示したような「政府全体による取り組み」ではなかったと説明した。

ロイターは先に、この日のブリンケン氏の発言について、米政府の研究機関が新型コロナの起源に関する報告書で、ウイルスが中国・武漢にある研究所から流出したとの仮説は説得力があり、さらなる調査をすべきだと結論付けていたとした7日のWSJ報道に言及したと伝えた。